「リーダーの鎧を外す;ライフ・ワーク・バランスの推進 エキスポ東京」
「リーダーの鎧を外す;ライフ・ワーク・バランスの推進 エキスポ東京」
2月8日に、東京都が主催する
「ライフ・ワーク・バランスEXPO東京2022」に
コーディネーターとして、
理事の山田育子と、菊岡が登壇しました。
2月28日までオンデマンドで視聴できます。
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/hatarakikata/lwb/expo/index.html
基調講演やパネルディスカッションが行われ、
コロナ禍での働き方、
人が生き生きと働く環境づくりなどが語られました。
山田と菊岡がコーディネーターとして登壇したのは、
午後の部の認定企業取り組み発表。
健康経営や、さまざまな働き方、
女性活躍、男性育休など、
実際に取り組まれている企業の発表と対話を
コーディネートしました。
認定企業様は、
社長自らが「ライフ・ワーク・バランス」に注目し、
従業員のライフの充実が、ワークとなる企業の成長に欠かせない
ことを実体験して、さまざまな取り組みを充実させています。
リアルの現場で、会社の実態に合わせて
取り組まれている、生々しさ。
熱い想いと、実行力。
社員を巻き込み、社員が主体的に取り組み出し、
それが続いていく。
今回のテーマは
「リーダーの鎧を外す」
認定企業発表の社長の言葉です。
2代目社長として、父親が亡くなった後を継いだ女性社長。
最初は、私が社長だからと意気込んで、
色々改革しようと励んだそうです。
やればやるほど、社員が離れていく。
古参社員が辞めていく。
ドラマで見たような2代目社長の絵に描いたような
苦労が始まります。
新規社員を採用しようとしても応募がない。
売上は減少傾向になる。
ますます自分が頑張る。
しかし社員は離れていく。
社長は、何人かの人に相談して言われたこと。
「◯◯社長は、ありのままでいいんだ。
もっと自分らしさを曝け出したら。」
そこから、社長は自分のやりたいこと、
目指したいことをみんなに話すと同時に、
自分の苦手なこと、やれないことも
オープンにし始めました。
私が社長だから完璧にやりたい、
社長はこうあるべき等を外して、
ありのままで社員と話し始めました。
社長の言葉は、
「私は鎧を外したんです。
もう鎧は着ていないんです。
これが社員と私の理解し合えた出発点でもあります」
社長は、社員の意見を聞き、
その意見を取り入れ、
社業を進めていきます。
その中で、社員の働きがいや
働きやすい職場づくり。
また育児や介護、趣味など、
さまざまな家庭環境や個人の環境に合わせた
ライフとワークの両立にも取り組まれました。
社長が鎧を脱ぎ捨て、
ありのままの姿で社員と向き合い、
社員も本音で話して、さまざまな仕組みが
出来上がってきたそうです。
その結果、社員を募集すると300名以上の応募がある
会社にも変わってきた。
社員が自らさまざまなことに挑戦する会社に
変わってきたそうです。
認定企業の取り組みに感動しました。
「ライフ・ワーク・バランスEXPO東京2022」
のアーカイブはこちらから登録してご覧ください。
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/hatarakikata/lwb/expo/index.html
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