「聴ききる大切さ」理事ブログ

 

「聴ききる大切さ」

リーダーになると、
なかなか相手の話を最後まで聞くことに
待てません。

ある程度の話を聞くと、

自分の経験と結びつけることができ、

そこからすぐに答えを話したくなります。

特に男性は、解決志向性が高く、
解決法をアドバイスしたくなります。

そして、相手のことが
まだまだだな、と感じ、

俺/私がいてアドバイスをしているから
仕事がうまく回っている、という
自己肯定的で優越的な思いが出てきます。

この思いがリーダー自身の満足度を高め、
また同じような場面でアドバイスしたくなります。

この解決志向性からアドバイスしたい、
相手の役に立ちたいという思いを
なかなか止めることが出来ません。

残念ながら、
これを止めることができるのは、
リーダー自身しかいません。

まず、じっくり聴ききる。

門構えの聞く、という自分の判断基準からではなく、
傾聴という相手の立場で聴くことを
心に決めるのです。

アドバイスしたくなっても、
相手の考えや思いをしっかり受け止め、
聴ききってから話す。

実際に、話を聴ききってみると
発見がたくさんあります。

有益な発見がたくさんあります。

この有益な発見が続くことによって、
リーダーは、聴ききる価値を
体感できるのです。

聴ききる価値を体感できるまでは、
努力して「聴ききる」

まずは2週間からトライしていただけると
嬉しいです。