企業向け 第1期 1on1対話型コミュニケーター・コーチ養成講座

成長著しい製薬会社様からのご依頼。
 

依頼目的

エリアマネージャーおよびネクスト・リーダーの対話力向上

支店長がメンバーを直轄する組織から、エリアマネージャーの設置を決定。
エリアマネージャーのメンバーとの対話力向上、またネクスト・リーダーの聴く力の向上を目指して、勤務時間外のエクストラ・プログラムとして、手上げ方式で希望者にプログラムが提供されました。
 
メンバーとの対話のみならず、営業職ですので顧客との対話力の向上も期待されていました。
 
 

提供したプログラム

1回3時間のプログラムを9回のシリーズとして実施。水曜日の夜7時ー10時と、土曜日の9時ー12時の2回の時間設定で、2週間に1回開催しました。

全国からの参加者がいるために全てオンラインで開催。当初は最終回の第9回は集合で実施する予定でしたが、コロナの影響でオンライン開催となりました。

プログラムは、オンラインでも参加者の学びが深まるよう、体験を多く入れ、各回の講座後すぐに使える実践的な内容です。大人の学び方・身に付け方を意識したプログラム。あっという間の3時間で、講座を重ねるごとに渦巻状に受講者が成長していきます。

 
 

成果

最終回 修了式のメンバーの成果発表をご紹介します。

<ラインマネージャーの発表から>

  • こんなに「人って話を聴いてもらいたいんだ」って思いました。今まで、時間がないから、業務連絡だけ・用件だけで済ますのが良い会議と思っていました。話したいことなんてない、と思っていました。自分の視点だけで、自分が忙しいから、みんなもそう思っていると思い込んでいました。
  • 話を聴くと信頼感が高まってくる、を実感しています。無駄話も、お互いを知ることになり、親密度と信頼感が高まっています。その効果ですか?メンバーが何でも話してくれるようになり、アドバイスが的確になりました。またメンバーが自分で気づいてくれます。何よりも腹落ちして活動してくれるので、メンバーを信頼して、自信を持って現場に送り出せます。
  • 初めてマネージャーになって、やり方がわからなかったのですが、聴く力を高めて、話を聴くと、メンバーがマネージャーを助けてくれるのです。マネージャーが決めたことを、メンバーがやるものだと思っていたのですが、実は相互作用で、誰が決めてもいいし、良いことはどんどん取り入れて、チーム全体の活動と成果が高まっています。
  • 講座を受講して自分自身が変われたので、所属部署の次世代リーダーに第2期の参加を勧めました。
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<次世代リーダーの発表から>

  • 営業活動、顧客との面談活動が楽しくなった。単に製品の機能を紹介して帰ってくるだけではなくなったからです。顧客を受け止めて、顧客の関心に沿って話を進めていくことができるようになりました。今までと面談の質が大きく変わっています。
  • 顧客との面談時間が長くなった。取れる情報量がどんどん増えた。1分も面談が持たない顧客との面談時間がどんどん長くなっている。
  • 顧客から、あなたの製品は必要ないと言われていた。しかし講座を受講し、聴く力が高まると、顧客が必要な製品と言ってくれて、採用になった。採用になったポイントは、相手の興味のあることを熱心に聴いていたことから、自然に製品の話に移っていったこと。これまで何度も製品を紹介していたのに全く興味を持っていただけなかった。話すことより聴く力が顧客を動かすことが学べた。

  • 顧客が私との会話を楽しんでいてくれる。顧客と会話は、本当は楽しいことなんだ、って気がついた。この人には話していい、と思われる人になりたかった。それが顧客だけでなく、友人や家族でも実現している。とても嬉しい。私にとって、とても大きな成長の機会となった。

 

(本講座は合同会社Kiku塾と提携して行われました)