「真のリーダーが持っている3つのポイント」山田理事

 

「真のリーダーが持っている3つのポイント」

 

みなさん、こんにちは。 日本リーダーコーチ協会・理事の山田育子です。

 

先日、当協会では、ある企業様のエグゼクティブクラスの皆様をインタビューする機会をいただきました。

素晴らしいミッション・ビジョンをもって事業を進めている会社様だけあって、

インタビューさせていただいた皆様お一人お一人素晴らしい取り組みをされていらっしゃいました。

 

このインタビューから「真のリーダーとは?」という問いに対して、

多くの学びがありました。

 

ポイントは3つです。

①          真のリーダーは視座が違う

②          真のリーダーは順番を決めている

③          真のリーダーは人の意見に耳を傾ける

 

 

1.       真のリーダーは視座が違う

 

今回、数人のエグゼクティブの方をインタビューして気づいたのは、

素晴らしいリーダーは、ご自身の担当領域だけを見ていないということ。

 

組織全体、会社全体はもちろんのこと、業界全体、

しいては、日本のカルチャーさえも、自社から良い方向に変えようとする意欲、意識をもち、

そこに向けて行動を開始していました。

 

リーダーがこの大きなビジョンを語る時の顔がとてもステキで、

思わずインタビュー時間を忘れてもっともっと話しを聴きたい!

という気持ちになったくらいです。

 

こんなリーダーのもとだったら、

メンバーの方もやりがいを感じ、きっと仕事が楽しく、

イキイキと活躍されているだろうなと感じました。

 

もちろん、達成しなければなららない数字など、目の前の課題を乗り越えていくことをないがしろにしているわけではなく、そこにも全力を傾けていらっしゃるのですが、その先の未来をどうしたいのか?を考え、伝えているリーダーは、やはり発しているエネルギーと魅力が一段も二段も違うなと感じました。

 

2.       真のリーダーは順番を決めている

 

次にお伝えしたいのは、

真のリーダーは順番を決めている=戦略をもっている。

ということです。

 

印象的だったのは、高い視座をもっているリーダーほど、

明確な手順、戦略をちゃんと描いていたこと。

 

ただ、夢を語って風呂敷を広げているだけではないのですね。

 

そのビジョンを達成させるために必要な小さな目標も決めていて、

達成までのプロセスが明確になっており、

それをちゃんと言語化してチームの中でも徹底していました。

 

ビジョンと達成までの手順が明確で、

それをきちんとメンバーに説明ができていたら、

メンバーは安心して取り組めますよね。

 

 

3.       真のリーダーは人の意見に耳を傾ける

 

最後にお伝えしたいのは、「人の意見に耳を傾ける」です。

 

今回お話しをうかがったリーダーの皆さんは、

メンバーの意見はもちろん、

他部署の人にも積極的に意見を求め、

そこから素直に学ぶ姿勢をもっていらっしゃいました。

 

だからこそ、結果的にご自身が描いているビジョンに向けて

人を巻き込んでいくことができているのです。

 

「リーダー=人を巻き込んでいける人」だとすると、

リーダーの資質というのは、

人の意見を積極的に聴き、

そしてそこから学ぶ姿勢をもっている人なのだと深く感じました。

 

いかがでしたでしょうか?

 

私が、今回のエグゼクティブインタビューから学んだ真のリーダーにみられる3つのポイント

①          真のリーダーは視座が違う

②          真のリーダーは順番を決めている

③          真のリーダーは人の意見に耳を傾ける

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ご感想やご意見などあればお寄せいただけたら嬉しく思います。